パナソニックの単機能レンジNE-FL221とNE-FL100は何が異なるのでしょうか。違いは4つあります。わかりやすく紹介します。
4つの違い
NE-FL221は2019年発売で、NE-FL100は2020年発売です。NE-FL221の方が上位モデルです。どちらも庫内容量22 Lの単機能レンジで、本体サイズや庫内サイズは同じです。
2つの機種で異なる点は、次のとおりです。
- 本体デザイン
NE-FL221はプッシュボタンでドアが開き、操作パネルにダイヤルがある。 - レンジ出力
NE-FL221は最高1000W、NE-FL100は最高900W。 - 仕上がり調整ができるかどうか
NE-FL221は調整できる。 - ロック機能があるかどうか
NE-FL100にはロック機能がある。
機能や価格を、表で比較すると次のようになります。
庫内容量 | 22 L (フラット) | |
型番 | NE-FL221 | NE-FL100 |
発売年 | 2019 | 2020 |
画像 |
||
参考価格 | − | ¥37,500〜(2024/11/21 09:13) |
特徴 | ハイグレードなフラット単機能レンジ。1000Wインバーターと蒸気センサーでスピーディーにあたため。メタルブラックデザイン。 | シンプルなフラット単機能レンジ。900Wインバータと蒸気センサーを搭載。 |
モデル | NE-FL221 | NE-FL100 |
レンジ | ||
自動出力 | 1000 W: 最大1分30秒 (600 W) | 900 W: 最大1分30秒 (500 W) |
手動出力 | 600・500・150W相当 | |
センサー | 蒸気センサー | |
解凍 | 解凍 g設定必要 | |
仕上がり調整 | ◯ | − |
モデル | NE-FL221 | NE-FL100 |
使いやすさ | ||
プッシュドアオープン | ◯ | − |
ロック | − | ◯ |
庫内 | 白熱球庫内灯 (1か所) | |
液晶 | 光る文字液晶(バックライトあり) | |
庫内寸法 | 幅 321 mm × 奥行 365 mm × 高さ 206 mm | |
外形寸法 | 幅 488 mm × 奥行 380 mm × 高さ 298 mm | |
質量 | 約 9.8 kg | 約 9.5 kg |
違いについて詳しく見てみましょう。
本体デザイン
本体デザインや操作パネルの違いについて見てみましょう。NE-FL221は黒を基調としたデザインで、NE-FL100は白を基調としたデザインです。
次の画像がNE-FL221です。
ドアは右下のシルバー色の部分を押すことで開くようになっています。そのためドアには取っ手がついておらず、スタイリッシュなデザインです。ドアは左開きです。
操作パネルにはダイヤルがあり、時間や仕上がり、g解凍の調整がしやすくなっています。あたため・飲み物などの機能選択ボタンはダイヤルの上にあり、スタート・取消ボタンはダイヤルの下にあります。文字液晶はバックライトが付いており、暗いところでも見やすくなっています。
次の画像はNE-FL100です。
NE-FL100はシンプルなデザインです。ドアには取っ手が付いており、これを手前に引いて開けます。これもドアは左開きです。
操作パネルを見ると、よく使う「あたため」と「飲み物」ボタンは大きく配置されており、遠目にもわかりやすくなっています。ダイヤルはないですが、代わりに「1分/100g」と「10秒/10g」のボタンを押すことで時間やg解凍を調整することができます。なお、ボタンで調整するため、数字は増やすことしかできません。ボタンを押しすぎてしまったときに面倒かもしれません。こちらも文字液晶にはバックライトが付いています。
レンジ出力
レンジの最高出力はNE-FL221の方がわずかに大きいです。
モデル | NE-FL221 | NE-FL100 |
レンジ | ||
自動出力 | 1000 W: 最大1分30秒 (600 W) | 900 W: 最大1分30秒 (500 W) |
手動出力 | 600・500・150W相当 |
自動あたためを使用するときに、NE-FL221は1000Wで、最大1分30秒まで加熱できます。その時間を過ぎると出力は自動で600Wに落ちます。NE-FL100は900Wで、最大1分30秒まで加熱できます。その時間を過ぎると出力は500Wに落ちます。
NE-FL221の1000Wの方がすこし早く温まるでしょう。とはいえNE-FL100の900Wでも単機能レンジとしては十分に強い出力です。
なお手動で加熱するときには、どちらの機種も出力は600・500・150Wの中から選択し、1000Wや900Wを選ぶことはできません。
仕上がり調整
NE-FL221では、オートメニューのお好みの仕上がりをダイヤルで選ぶことができます。「あたため」メニューでは標準・やや強・強の3段階から、「飲み物」や「解凍」メニューでは弱から強の5段階から選ぶことができます。
常温のコーヒーを温めるときは弱めで、冷蔵庫にあった冷たい牛乳を温めるときには強めで、というように調整できますので便利です。
ロック機能
NE-FL100には、チャイルドロック機能があります。ドアの開閉をロックするわけではありませんが、ボタン操作を受け付けないようにできます。ロックをするには、「解凍」ボタンを3秒長押しします。
幼い子どもがいるご家庭で、電子レンジを手の届く場所に設置する予定の方は、ロック機能があると安心ですね。
どちらがおすすめか
このように、NE-FL221はスタイリッシュな黒を基調としたデザインで、ボタンでドアが開くようになっています。操作パネルにあるダイヤルで仕上がり調整ができ、レンジの最高出力はNE-FL100よりも100W大きい1000Wです。
NE-FL100は、シンプルで清潔感のある白を基調としたデザインです。ボタンが大きく、わかりやすくなっています。レンジの最高出力は900Wあり十分に強いです。ロック機能があり、幼い子どもがいるご家庭でも安心です。
この2つの機種で一番大きな違いはデザインだと思います。NE-FL221のスタイリッシュなデザインに魅力を感じる方にはNE-FL221がおすすめで、NE-FL100のシンプルなデザインが好みという方にはNE-FL100がおすすめです。
価格については、執筆時点では上位モデルのNE-FL221の方が6千円ほど高いです。やや高い気もしますが、毎日使うものですので好みのデザインの方を選べるとよいですね。
価格は次のようになっています。
庫内容量 | 22 L (フラット) | |
型番 | NE-FL221 | NE-FL100 |
発売年 | 2019 | 2020 |
画像 |
||
参考価格 | − | ¥37,500〜(2024/11/21 09:13) |
なお、どちらの機種もターンテーブルのないフラットな庫内で、横幅が32.1 cmもあります。パナソニックのオーブンレンジと比べると、庫内容量26 LのNE-MS267が幅31.9 cmですから、それと同等の幅があります。大きなお弁当も入りやすくて便利です。またスクリューアンテナを搭載しており、マイクロ波を撹拌し、ムラを抑えて解凍することができますので、おすすめです。
スクリューアンテナのイメージ。(画像はパナソニック公式ページより引用。)
まとめ
パナソニックの単機能レンジNE-FL221とNE-FL100の違いについて紹介しました。NE-FL221はドアに取っ手がなく黒色のスタイリッシュなデザインで、NE-FL100は白色のシンプルなデザインです。価格も検討しながら、好みのデザインの方を選ぶと良いでしょう。
以上、NE-FL221とNE-FL100の4つの違い!でした。
参考
- パナソニック(Panasonic)
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- パナソニック(Panasonic)
- 価格¥37,500(2024/11/21 18:13時点)
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