こちらは、ドイツ語単語を構成している最小単位を体系的に示し、個々のパーツの意味とこれらがどのように組み合わさっているかを解説する、ゲッチンゲンで修行した著者による単語の仕組みの理解を深めるための体系的な本です。

造語法で増やすドイツ語ボキャブラリー
- 森 涼子 (著)
- 白水社
- 価格¥2,530(2025/12/08 03:36時点)
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ドイツ語を中級から上級へとレベルアップする際にも、ヴォキャブラリーを増やすことは外国語学習の要ですが、単語の丸暗記はなかなか大変です。しかしドイツ語の語彙は、少なめの労力でシステマティックに増やせます。本書ではまず、接頭辞や接尾辞の意味を体系的に整理し、単語同士を組み合わせる複合語の作り方も解説されているので、豊富な練習問題で知識をしっかり定着させることができます。一番最後にかなりヴォリュームのある全体内容の総合練習問題があり、140ページほどの本ですが、一通り終えてみるととても内容の濃い一冊であることが分かります。こちらの本を読了するには辞書が必須ではあるものの、実際のところ各設問に書き込むことで気が付くことや勉強になることが多々あるので、ドイツ語を勉強されるかたは一読の価値ありです。巻末には便利な接頭辞別・基礎語別の単語リスト付き。
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